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WordPress移行のSEOチェックリスト

サーバー移転やドメイン変更の際、301リダイレクトの設定漏れで検索流入を落とす失敗を受託の現場で見てきました。移行前後で確認している項目を、特定ツールの評価ではなく手順として整理しました。

WordPressサイトの移行で検索流入を落とす原因は、たいてい技術力の不足ではなく「確認項目の抜け」です。

私たちはWebサイトの受託制作・保守を軸に、サーバー移転やドメイン変更を伴うサイト移行に関わってきました。この記事は、特定ツールの評価ではなく、移行の前後で確認している手順の記録です。

🔀移行前: リダイレクトの対応表を先に作る

移行後に個別対応するのではなく、対応表を移行前に用意しておくことが前提になります。

サーバーやURL構造が変わる移行では、旧URLから新URLへの301リダイレクトが必須です。移行してから「どのページがどこに移ったか」を思い出しながら設定すると、対応漏れが出やすくなります。私たちは、移行前に旧サイトの全URLを洗い出し、新URLとの対応表を作ってから作業に入るようにしています。特にドメイン変更を伴う場合は、旧ドメイン自体をいつまで保持するか(リダイレクトの受け皿として残す期間)も事前に決めておく必要があります。

🔍移行前: サーチコンソールへの事前通知

検索エンジン側に「移転している」ことを伝える手続きを、移行のタイミングに合わせて行います。

Google Search Consoleには、サイトの移転(アドレス変更)を通知する機能があります。ドメインが変わる移行では、この設定を移行のタイミングに合わせて行うことで、検索エンジンにインデックスの再評価を促せます。移行後に気づいて後から設定するより、切り替えと同時に行うほうが、評価が引き継がれるまでの空白期間を短くできると考えています。

移行後: ページ速度を移行前後で比較する

「表示できているか」だけでなく「以前と同じ速さで表示できているか」を確認します。

サーバーが変わると、表示速度が移行前後で変わることがあります。私たちは移行前にLighthouse等でページ速度を計測し、移行後に同じ条件で再計測して比較するようにしています。表示が崩れていなくても、速度が明らかに悪化していれば検索順位に影響しうるため、見た目の確認だけで終わらせないことを意識しています。

移行後: 実際にリダイレクトが機能しているかを1件ずつ確認する

設定したはずのリダイレクトが機能しているかは、設定を見るだけでなく実際にアクセスして確認します。

リダイレクト設定を入れたことと、それが実際に正しく機能していることは別です。私たちは主要なページについて、旧URLに実際にアクセスして新URLへ転送されるかを一件ずつ確認してから、移行完了としています。設定ファイルを見て「入っているはず」で済ませず、実物の挙動を確認するという方針は、他の運用場面でも同じです。

🧭まとめ: 抜けを防ぐのは手順であって才能ではない

整理します。①移行前に旧URLと新URLの対応表を作る②ドメイン変更時はサーチコンソールへの移転通知を切り替えと同時に行う③ページ速度を移行前後で比較する④設定したリダイレクトは実際にアクセスして1件ずつ確認する。

サイト移行のSEO上の失敗は、多くの場合、確認手順を決めておけば防げるものだと考えています。

📚参考・出典

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